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骨粗鬆症は、骨密度が低下して骨折しやすくなり、、大腿骨や股関節の骨折は高齢者の寝たきりの原因になります。
特に女性は、日ごろから骨量を蓄えるための栄養補給が重要です。
骨粗鬆症は、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨量が減少し、骨に「す」が入ったようなもろい状態に変化し、骨折しやすくなる病気です。
年をとると共に増え、65歳以上では1/3の人がかかっているというデータもあります。
女性に多いのも特徴的で、特に更年期以降の女性に多く見られます。
骨は主にカルシウム、リン、タンパク質でできていますが、このうち骨を硬くする成分がカルシウムです。
食べ物から十分な量のカルシウムを摂らないと、骨の中のカルシウムが溶け出してしまいます。
骨はカルシウムの貯蔵庫の役目を担っており、カルシウムの摂取量不足状態が長く続くと、骨のカルシウムは貯金を切り崩すように減っていきます。
骨密度が低い状態では、骨が体を支える本来の強さを保てず、日常生活において、ちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。
高齢者では、大腿骨や股関節が骨折して体を動かさない間に筋肉が衰え、そのまま寝たきりにつながるケースも約2割に達し生活の質 (QOL) を著しく低くしています。
骨粗鬆症の原因の1つはカルシウム不足です。
ダイエットなどで食事量を減らすとカルシウムも不足しやすくなるので、注意しましょう。
骨量は、骨格の成長とともに20歳くらいまで増加し、成人期にピークを迎え、中高年期は次第に減少していきます。
高齢者に骨粗鬆症が多いのは、老化により生理的にカルシウムの吸収率が低下しているためと考えられています。
カルシウムを十分に摂っていれば、血液中に溶け出すカルシウム量を抑えられます。
成長期からしっかりとることが最善策ですが、高齢期を迎えてからでも遅くないので食生活を改善していきましょう。
女性ホルモンはカルシウムの吸収を助ける働きをします。
閉経後、女性ホルモン・エストロゲン分泌量の低下が原因となり、高齢者の女性は特に、カルシウム不足が生じやすくなります。
食べ物から摂ったカルシウムを骨に蓄えるためには運動が必要です。
適度な運動は骨の新陳代謝を活発にし、カルシウムが骨に定着するのをサポートします。
運動を続けることにより骨密度が上がった実例も多くあります。
手軽なウォーキングや膝への負担の少ない温水プール浴などが高齢者の方にもおすすめです。