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脳梗塞は、脳の血管に血液の固まりが詰まって血流を止め、脳細胞にダメージを与える病気です。
脳梗塞には、脳の血管が動脈硬化を起こして詰まるタイプと心臓などで血栓ができ、脳まで血栓が運ばれて脳の血管に詰まる、2つのタイプがあります。
脳の血管の内側が動脈硬化よって狭くなり、血液の固まりが少しずつ詰まって、そこから先に血液が流れなくなった状態を脳血栓症と言います。
原因として、高血圧や糖尿病、脂質異常症、タバコなどがあげられます。
しかし、脳の血管自体に問題がなくても脳梗塞になることがあります。
心房細動や心臓弁膜症など心臓に病気があると心臓の中で血液の流れが滞り、血液がよどんで固まりやすくなります。
このように体の別のところでできた血の固まりが脳に流れてきて血管に詰まった状態を脳塞栓症と言います。
脳血栓症はゆっくり症状が進むのに対して、脳塞栓症は一気に進み、重症になるという違いがあります。
脳梗塞の主な症状は、体の片側のまひ、言語障害、意識障害などがあります。
特に、左右どちらかの手足がしびれる、片方の目が突然見えなくなったり、視野が狭くなったりする、口がもつれてうまくしゃべれないなどの症状があるときは脳梗塞の前触れが疑われます。
このような症状の時は、設備の整った病院で脳の専門医の診察を受けることが大切です。
脳梗塞には、詰まった血管の中を削ったり、広げたり、バイパスを作ったりと治療の選択肢はいろいろあります。
近年では、発症して3時間以内なら薬を使った脳血栓溶解療法が効果をあげています。