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血糖値をコントロールするための食事は健康食の基本です。
摂取エネルギー(摂取カロリー)が守れても、一度にたくさん食べていたり栄養素のバランスが悪ければ好ましくありません。
適量 | 自分に合った1日の摂取エネルギーを守る |
バランス | 合併症を防ぐには、各種の栄養素を過不足なく |
リズム | 3食のエネルギーを均等にし、毎回同じ時間にとる |
適量でバランスの取れた血糖コントロール食が、簡単にできるように考えられたのが食品交換表です。
食品の分類と1日1600kcal(20単位)の場合の単位の振り分け例
表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 | |
食品 | 穀物、芋、炭水化物の多い野菜と種実、大豆以外の豆 | 果物 | 魚介、肉、卵、チーズ、大豆と大豆製品 | 牛乳とチーズ以外の乳製品 | 油脂多脂性食品 | 野菜、海藻、きのこ、こんにゃく | みそ、砂糖、みりんなど |
特徴 | 主に炭水化物源 | 主に炭水化物源 | 主にタンパク質源 | 主にタンパク質源 | 主に脂質源 | 主にビタミン、ミネラル源 | |
1日合計 | 11 | 1 | 4 | 1.5 | 1 | 1 | 0.5 |
朝食 | 3 | 1 | 1 | 1.5 | 1 | 0.3 | 0.5 |
昼食 | 4 | 1 | 0.3 | ||||
夕食 | 4 | 2 | 0.4 |
主食 | ご飯なら茶わん軽く1杯、標準体重が守れる量に。 |
主菜 | 脂肪の多い魚や肉は避け、油を多く使う揚げ物・炒め物はやめる。 |
副菜 | 食物繊維の多い野菜、海藻、きのこ類をたっぷりと。 |
もう一品 | アルコールや砂糖入りの飲み物、菓子類は避ける。 |
血糖値が上がるとインスリンというホルモンが膵臓から分泌されます。
インスリンには脂肪がエネルギー源として利用されるのを抑制し、体内への蓄積を促す作用があります。
このためインスリン分泌を抑える食事法、つまり血糖値を上昇させにくい食品(GI値の低い食品)を摂る食事法はダイエットにも有効とされています(低インスリンダイエット)。
しかし、血糖上昇反応は個人差が大きいことなどから科学的にはまだ十分明らかになっていないといって良いでしょう。