突発性心筋症

突発性心筋症は、心筋が侵された心筋の肥大・拡大が起きる、原因不明の病気です。

突発性心筋症には、肥大型心筋症と拡張型心筋症の2種類があります。

突発性心筋症の原因症状

突発性心筋症は、心筋に障害が起き心臓の機能に異常をきたす病気ですが、その原因はわかっていません。

厚生労働省から難病指定を受けている病気の一つで、心臓の壁が厚くなる肥大型心筋症と心臓の壁は厚くならず、その内腔が拡大する拡張型心筋症に分けられます。

肥大型心筋症と拡張型心筋症、どちらも20代から40代にかけての働き盛りの男性に多い病気です。

肥大型心筋症は、特に心臓の左心室の壁が厚くなるので、左心室の内部が狭くなって心房から心室へ血液が流れ込みにくくなります。
一般的に自覚症状がないことが多く、無症状のまま天寿を全うする人も少なくありません。

しかし、突然死や急性心不全によって発見されることもあり、家族に同じ病気がある人はとくに注意する必要があります。
症状がある場合は、運動時の呼吸困難胸の痛みのほか、動悸、不正脈などが出ることがあります。

拡張型心筋症は、心室の壁が薄く伸び、心臓内部の空間が広くなって心臓のポンプ機能が著しく低下してしまいます。
最初は自覚症状があまりなく、疲れや息切れを感じる程度ですが、進行するとうっ血性の心不全や不整脈を起こし、突然死も珍しくありません。



突発性心筋症の治療

肥大型心筋症、拡張型心筋症のどちらも、心不全や不整脈、血栓予防などの薬を用いた治療が行われています。

突発性心境症の場合、根本治療は現在心臓移植しかないとされています。
しかしドナーの問題もあり、代替え手術としてのバチスタ手術が注目されています。

バチスタ手術

バチスタ手術とは、正式には「左室縮小形成手術」と言い、ブラジル人の外科医バチスタ博士が80年代から始めた手術法です。
拡張型心筋症などで肥大した心臓の左心室の心筋を3分の1程度切り取り、形を整えた後縫い縮めるというものです。



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