検査結果の見方の基本

健康診断の結果は、検査数値が基準値(基準範囲)と共に示されます。
基準値とは、医学的に健康であると認められる人数百人を対象に検査を行い、高い数値の人2.5%と低い数値の人2.5%を除外して導き出された95%の最高値と最低値のことを言います。

従って、その範囲から外れていたら即異常である、あるいは逆に、その範囲内なら正常であるとは、必ずしも言えません。

これは基準値があくまでも正常であるか異常かを判断するための目安であるということを意味しています。

このため、検査結果に多少の異常がみられた場合は、「要経過観察」、あるいは「要精密検査」などという形で判定結果が伝えられます。

なお、検査の項目によっては、基準値の範囲から外れていたら確実に異常であるという場合もあります。
検査数値が基準値より多少外れているだけだから、などと勝手に自己判断するのは、危険ですのでやめましょう。



検査数値が基準値の範囲内にある場合は、基本的に問題ないと判断して良いのですが、注意しておきたいこともあります。

例えば、空腹時血糖値の場合、正常と判断されるのは、100mg/dl未満です。
定期健康診断で、ある年が75mg/dlであったのが、1年ごとに80mg/dⅼ、90mg/dlというような形で推移しているとしたら、数値のうえでは基準値内だとしても、上昇傾向にあることは明白で、今後基準値オーバーが予見されます。

つまり、このような場合では、検査結果が伝えられる際に、検査成績表の判定欄にて対応の仕方についてのアドバイスが示されているはずですから、それをきちんと読み、生活習慣の改善点を自分なりに考えることが大切です。
この意味からも、定期健康診断を毎年受け続けることが重要です。

また、できるだけ同じ医療施設で受診することも重要なポイントです。
同じ施設での受診なら、施設側に過去の検査データが保存されており、それを参照しながらのアドバイスを受けることが可能になるからです。



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