病気予防症状改善解消治療効果ナビ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
口内炎は、偏食による鉄分やビタミンの不足、ストレスや睡眠不足などが原因の1つである炎症性の疾患です。
口内炎とは、舌、歯茎、唇やほほの内側などの口内の粘膜に起こる炎症性疾患の総称です。
痛みや出血、ただれ、口内の乾燥、口内が腫れる、口が動かしにくいといった症状が現れます。
最も多いのがアフタ性口内炎といわれる疾患で、直径5ミリ程度の円形の潰瘍ができ、中心部は白っぽく、外側は赤くなり悪化すると出血することもあります。
口内炎になると、食べ物や飲み物がしみる、味覚が鈍くなる、食欲がなくなる、うまくしゃべることができないなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
症状が悪化すると、体力低下などの身体的苦痛に加えて、イライラや不眠といった精神的苦痛も伴います。
口内炎は、口内の粘膜を誤って噛んでしまったり、入れ歯が合わず粘膜にあたったり、熱いものを食べての火傷、歯ブラシなどによる物理的な刺激によって口内が傷つけられると起こります。
口内の粘膜が乾燥していると、ちょっとした刺激でも傷つきやすくなります。
口の中の衛生状態がよくないと、細菌やウイルスが繁殖しやすくなります。
歯磨きやうがいなどを怠ると、細菌やウイルスが口内の小さな傷に感染し、口内炎ができやすくなります。
また、唾液には、口の中を清潔にする働きがあります。
水分や食事の摂取が不十分で、唾液の分泌が不足しているときも同様に口内が不衛生になります。
口内炎は、口の中だけが原因ではないこともあります。
病気や過労、睡眠不足などで体力が低下している、栄養バランスが乱れている、胃腸の調子が悪いといった全身の健康状態も口内炎を引き起こす原因となります。
口内炎の多くは1~2週間で治りますが、長引く場合は他の病気の可能性もあるので注意しましょう。
口内炎を治すには、うがいや歯みがきをこまめに行って、口内の衛生を保つことが大切です。
うがい薬を使ってうがいをすれば、細菌やウイルスを消毒してくれます。
歯みがきをするときは、患部を刺激すると悪化するので、小さくてやわらかい毛の歯ブラシでやさしくブラッシングしましょう。