健康診断の判定区分

健康診断で1項目でも異常値が見つかったら、動揺してしまう人がいると思いますが、異常値が意味するのは、病気が起きている可能性があるということだけです。
この結果だけで一喜一憂しない方が良いでしょう。

また、検査の中には、その人の年齢や性別によって基準値が異なるものが少なからずあります。
同じ人でも、測定日の体調や食事、運動、季節、時刻などによって、検査数値に変動があるものもたくさんあります。

以上のような理由もあって、健康診断の判定では、異常値があっても、その程度に応じて「要経過観察」「要治療」などいくつかの区分が設定され、それに応じた指示が記されています。

判定区分判定の意味望ましい対応
A異常なし今回の検査では異常所見はありません油断せず健康的な生活習慣を維持しましょう。
B所見はあるが一応健康異常所見がわずかにありますが、日常生活に支障はありませんより健康的な生活習慣を身につけるように努めましょう
C要経過観察定期的な経過観察を必要とします。医師などからアドバイスを受け、健康的な生活習慣を維持しましょう
D1要再検査異常所見が認められるので、それが一時的なものなのか確認する必要がありますすみやかに再検査を受けましょう
D2要精密検査異常所見が認められ、確定診断を得る必要がありますすみやかに精密検査を受けましょう
E要治療確定診断を得て、治療を行う必要がありますすみやかに治療を受けましょう
F治療中現在進めている治療を継続してください主治医の指示に従いましょう

 *判定区分は、医療機関により、4~7段階と異なる場合があります。



正常値の個人差

私たちの身体には個人差があります。
それが、基準値に幅がある理由となります。

例えば、HDLコレステロールの基準値は男性で40~85mg/dlで、基準値の範囲内でさえ、最低と最高では2倍以上の開きがあります。
これが個人差です。

人によっては、基準値から外れていても、それがその人の正常値であるということも、実際にあります。
HDLコレステロールの例でいうと、毎年、検査値は120mg/dl前後を示しているが、健康上の問題はない、というような場合があります。

このようなことがありますから、基準値=正常値という形を固定観念のようにとらえるのは、ときに正しくないことがあるのです。



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