病気予防症状改善解消治療効果ナビ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
大腸内の水分吸収が十分でないため起こる下痢は食あたりや腸の病気のほか暴飲暴食、ストレスなどで起こります。
下痢は、便秘と正反対に水分が異常に多い便が排泄される状態をいいます。
軟便、ひどい場合は水様便になります。
医学的には1日に200ml以上の便が出ることと定義されています。
排便の回数が多くても、水分が多くなければ下痢とはいいません。
便に含まれる水分は、ただの水ではありません。
食べ物から摂取した栄養分や大切な体液も含まれています。
従って下痢が続くと脱水症状がおこり、体力が消耗し体重が減少することもあります。
一時的な下痢は急性下痢といわれ、身体の冷えや暴飲暴食による軽い症状のものや、激しい腹痛を伴なう食中毒やウイルス性胃腸炎などの重い症状のものがあります。
3ヶ月以上続くものは慢性下痢といわれます。
糖尿病、慢性膵炎などの重要疾患が隠されていることがあるので注意しましょう。
血便が出る場合は、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)、大腸ガンなど重い病気の可能性があります。
また、ストレスが原因で起こる過敏性腸症候群があります。
下痢をする原因は、暴飲暴食をはじめ、冷え、ストレス、食中毒、感染症、腸の病気など様々です。
特にすぐに対応しなければいけないのは腐敗したものを食べた事による食あたり、毒キノコや貝毒などの有害物質による食中毒や急性腸炎による下痢や血便を伴なう下痢です。
日本人の10人に2人は、ストレスが原因で起こる過敏性腸症候群にかかっているといわれ、特に女性に多くみられます。
体力を消耗しないのが特徴で、下痢と便秘を交互に繰り返すケースもあります。
水分や食物繊維を十分にとって腸内環境を整え、腸を丈夫にすることが改善には大切です。
また、運動習慣も効果的です。
適度な運動には、ストレスで乱れた自律神経のリズムが正常化する効果があります。
牛乳のような乳糖を含む食品をとって下痢をする人もいます。
これは牛乳などに含まれる乳糖を分解する酵素が足りないために起こります。