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成人の体内には体重の約2%前後(体重50kgの人で約1kg)のカルシウムが存在しており、その99%は骨や歯などの硬組織の成分として使われています。
残り1%は血液や細胞液などの中にカルシウムイオンとして溶け込んで生理機能を調節しています。
このカルシウムイオンが、体内でのカルシウム活動をコントロールしているため、カルシウムが不足すると、骨粗鬆症になりやすいのです。
そして、カルシウムが不足すると、貯蔵庫である骨からカルシウムが流出して、血管壁に付着します。
そのため、血行がスムーズに行かなくなり高血圧を引き起こす原因となります。
ただし、カルシウムを多く含む食品やサプリメントでカルシウムを補給しても、ビタミンDやマグネシウムを一緒に摂取していないと吸収は良くありません。
日本は火山国であるためカルシウムやマグネシウムの少ない火山灰台地で、その土を流れる河川の多くは酸性の軟水です。
ただし、日本各地の名泉と呼ばれる湧水の中にはマグネシウム、カルシウム、リン、カリウムなどミネラルを豊富に含む硬水がでるところもあり、酒造りに適しているため名酒の産地にもなっています。
ヨーロッパの水はミネラルを豊富に含む硬水ですから,水を飲むことで相当量のカルシウムが補給されるため,日本のように「健康食品でカルシウム補給」という心配は必要ありません。
食品 | カルシウム含有量(mg) |
干しエビ10g | 710 |
プロセスチーズ100g | 630 |
ウルメイワシ100g | 570 |
どじょう50g | 550 |
わかさぎ100g | 450 |
しじみ100g | 130 |
ヨーグルト100g | 120 |
牛乳100g | 110 |