薩摩芋(さつまいも

サツマイモの原産地は中央アメリカで、インディアンが栽培していたものをコロンブスがスペインに持ち帰り、これを機にヨーロッパをはじめ世界に広まりました。

日本へは中国を経て沖縄に伝わったと言われていますが、記録上では長崎の平戸に居留していたイギリス人のリチャード・コックスによりもたされたとあります。

サツマイモの名称の由来は、江戸時代の蘭学者、青木昆陽が飢饉の際にも餓死者が少なかった薩摩藩(鹿児島)に着目し、ここから種いもを取り寄せ、試作させたことによります。

凶作や飢饉、戦争などで食糧難になった時の非常食として栽培されてきた歴史があります。

現在では、独特の甘みとほっくりした食味が、子供からお年寄りまで幅広い人気を持つ野菜の一つです。

薩摩芋(さつまいも)栄養素成分効果効能

さつま芋

サツマイモの主成分は、なんといっても豊富な糖質(デンプン)です。
ショ糖や果糖、ブドウ糖を含む優秀なエネルギー源として、日本人にはなじみの深い食材です。

これに加え、意外に豊富なビタミンCはミカンに迫る量を誇り、細胞同士をつなぐコラーゲンを生成して皮膚や血管を丈夫にするほか、免疫の強化で風邪を予防します。

抗酸化作用によるがん動脈硬化への備えや、しみ・そばかすを防ぐ美肌効果も見逃せません。

一般に、ビタミンCは熱に弱いのが弱点ですが、サツマイモではこれがデンプンに包まれているために壊れにくく、効率よく摂取できるのが特徴です。

ビタミンではC以外にもA(果肉の黄色が濃い品種)やB群、Eが多く含まれ、ビタミンEはCやAとともに高い抗酸化力を発揮します。

体内の有害な活性酸素を除去して、老化や病気を予防する働きがあります。

そして、こちらもたっぷりの食物繊維も重要な働きを行います。
サツマイモには水分を吸収して便の量を増やし、お通じを良くする不溶性の繊維・セルロースのほか、便をやわらかくする成分のヤラピン(切り口ににじみ出る白い液)も含まれるため、便秘の予防に効果を発揮します。

便秘の改善はまた、体内の老廃物や発ガン物質、コレステロールを排出することにもなり、こちらの面でも多くの病気を予防してくれます。



さつま芋のすぐれた働き、効果

さつま芋の主な栄養素



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