がん

がんは、30年以上日本人の死因の第1位です。
がんの危険因子の多くは、食べ物やタバコなど、口から入るもので、個人レベルで実践できる予防法はたくさんあります。


がんの症状

突然変異で増殖するがん細胞

傷付いた遺伝子が正常細胞に作用することによって、ガン細胞は発生します。

ガン細胞は、ウイルスのように外部から侵入してきた敵ではなく、もともと自らの体の一部です。

増殖したり、体のあちこちに転移するのが特徴です。

ガンになる確率は、40歳を過ぎると高くなり始め、60歳以降になると急増していきます。

日本人のガンの部位別死亡率の年次変化を見ると、男女ともに胃ガンが減り、肺ガン、大腸ガン、肝臓ガン、乳ガンなどが増えています。

食生活の洋風化による脂肪摂取の増加や食物繊維摂取の低下などの食生活の変化が大きく関わっていると考えられています。

がんの要因・原因

食生活由来が多くを占める

ガンを発生しやすい危険因子は、食生活(約35%)、タバコ(約30%)、アルコールなど、口を経るものが殆どです。

消化器系のガンが多いのもそのためです。

脂肪の摂り過ぎは、大腸ガンや乳ガンをはじめ、すべてのガンに関係し、塩分の摂り過ぎ、食品添加物、熱いものやアルコールも胃がんの危険因子になります。

過食傾向の人も発ガン率が高いというデータもあります。

ガンは、活性酸素と密接な関係にあります。

活性酸素は、呼吸で取り込んだ酸素が燃焼するときにできる物質で、紫外線やストレスなどによっても発生します。

ガンのほか動脈硬化糖尿病、老化の原因物質となります。

種々の要因によるがん死亡の割合

因子がんの割合/推定値(%)
食事35
タバコ30
感染10
生殖及び性行為7
職業4
地理・物理的因子3
アルコール3
汚染2
医薬品・医療1
食品添加物<1
産業生産物<1

英国の医学者リチャード・ドールらによる1981年の調査。

がんの要因の3分の1は食事のとり方によることから、がんは生活習慣病の一つだとも言えます。


主ながんの予防因子と危険因子

がん予防因子がん危険因子
野菜類果実類カロチンビタミンC運動冷蔵保存アルコール塩辛い食物動物性脂肪肥満タバコ
口腔・咽頭
鼻咽頭
喉頭
食道
膵臓
胆嚢
肝臓
結腸・直腸
乳房
卵巣
子宮体部
子宮頸部
前立腺
甲状腺
腎臓
膀胱
確実=ほぼ確実=可能性あり=
影響大=影響中=影響小=


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