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穀物の中にはでんぷんを分解する酵素「α-アミラーゼ」の働きを抑える植物性タンパク質が豆類,ライ麦,小麦などにあります。
その中でも豆類は95種中75種から発見され,その活性は他の穀類よりもでんぷん消化を抑える活性が高いことがわかりました。
これがα-アミラーゼインヒビターです。
豆由来の抗α-アミラーゼタンパク質はご飯やパン,スパゲティなどの炭水化物(でんぷん)を消化するために、膵臓から胃中に分泌されるα-アミラーゼの活性を有意に抑えて、炭水化物を分解しないまま、未消化で排泄します。
またこの豆タンパク質は胃液の中にあるタンパク質を分解するタンパク分解酵素トリプシンによりその作用は阻害されませんでした。
アメリカ食品医薬品局(F.D.A.)の認定研究所,オハイオ州の北米サイエンス協会(NAMSA)で1982年に実施された豆由来の抗α-アミラーゼタンパク質に関する安全性実験では、動物と健常人における毒性試験で安全であることが報告されています。
アメリカのジェフィー博士やキーン博士らの研究によると、豆由来抗α-アミラーゼタンパク質は試験管の中ででんぷんを分解する酵素α-アミラーゼの働き(活性)を5分以内に95%以上抑え,1分以内では92%抑えたといいます。
大型犬を使用した実験ではでんぷんカット400mgとでんぷん50gを投与したときと、でんぷん50gのみを投与したときの排便中の未消化のでんぷん量を比較しました。
でんぷんカットを投与された犬は食べたでんぷんの81%,71.2%,79.4%がそれぞれ消化・吸収されませんでした。
これはでんぷんカットの活性の高さをあらわしています。この植物タンパク質は米,大麦,トウモロコシなどには十分な活性が見いだせなかったと報告されています。
1930年にアメリカで穀類より抗α-アミラーゼタンパク質が発見されて以来,アメリカ糖尿病学会誌,アメリカ栄養学会誌,アメリカ生化学学会誌などに数多くの研究が報告され、抗α-アミラーゼタンパク質は食事療法の一環として肥満をコントロールする目的で健康食品として利用されています。
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